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探偵のお仕事ブログ

二股関係を解消したい・彼女との関係構築|別れさせ屋工作④

これまで一人で我慢を続けていた杉山さんは、担当員という存在を得て

少し気持ちが楽になっていた。

誰にも相談できずにいた悩み、自分だけが我慢すれば彼との関係は続くと

考えていた頃は、眠れない日々が続いて肌は荒れ、不健康に体重が落ちていった。

見た目の変化に彼も気が付き、病院に行ってきなよと言われたりもしたが

こうなった原因はあんたのせいだよと一人で腐っていたのである。

もちろん彼と大島氏が会う水曜日が来るたびに気持ちが落ち着かなくなるが

その日は担当員さんと多めにお話しするようにして気持ちを鎮めていた。

そして少しずつではあるが彼の顔色を伺うような接し方も改善されてきた。

これまでは彼の要求にハイハイと応えていたが、理不尽だと思ったことや

納得できないことに対してはきっぱりと断るようにした。

担当員は初めに、彼がなぜ杉山さんにアプローチしてきたかを思い出して下さいと

問いかけた。

杉山さんに魅力を感じたから、彼は杉山さんにアプローチしてきたのです。

最初から彼は理不尽なことは言わなかったはずです。

むしろ最初は彼が杉山さんの顔色を伺っていたはずです。

でも杉山さんが自分に自信を持てていなかったから、パワーバランスが

崩れてしまったのです。

もっと自信を持って彼に接して下さい。と話したのである。

杉山さんは泣きながら「わかりました、頑張ります。」と答え

少しずつ彼に対しての接し方を変えてきたのである。

それに対して彼の杉山さんに対しての接し方もソフトになってきていた。

さて、LINEの交換をした工作員テツさんと大島氏は2人で飲みに行くことになった。

そして当日・・・。

大島氏は露出高めの服装で待ち合わせ場所に現れる。

出勤時は地味目の服装だったので、着替えてきたと思われる。

毎晩の様に大島氏は深夜までテツさんとLINEをしていた為

会うのが2回目にもかかわらず、昔からの友人のように打ち解けていた。

近くの個室居酒屋に入った二人は乾杯して話し始める。

大島氏はテツさんに「彼女はいるのか、仕事は何か、これまでの恋愛経験は・・。」

などの質問攻めをしてくる。

逆にテツさんが「あきちゃんは彼氏とかいるの?」と聞くと

一瞬間が空いてから「いないよ。」と答える。

「またぁ、ほんまはいるんでしょ?」と食い下がると

「んん・・・いるけどもう気持ちがないから自然消滅になると思う・・。」と

話してくる。

「え、なんで気持ちがなくなっちゃったの?」と聞くと

「あいつ、他にも女がいると思うんだよね。この前あいつに携帯見せてって

言ったらすごい焦ってたし。LINEの返信も遅いしさ・・。」

「ふーん、そうなんだ。こんな可愛い子を放っとくなんてありへんな。」と

言うと大島氏はうれしそうな表情を浮かべる。

ちなみに大島氏はモテそうなタイプではない。

ただ若いだけといった印象である。

それほど恋愛経験も多くないようである。

その後も2時間ほど居酒屋で過ごし、その後カラオケを2時間やって

終電の時間になったので一緒に電車に乗り、大島氏の自宅付近まで

テツさんは送っていき二人は別れる。

調査員のところに戻ってきたテツさんはぐったりしていた。

そしてその日も深夜までLINEが続いた・・・。

そろそろ、締めの作業に入ることとする。

次回、二股関係を解消したい|別れさせ屋工作⑤へ・・続く。

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